タヒチ回顧録 vol.2

12月 13, 2004


タヒチ・ボラボラ島に到着してすぐに部屋に入ることはできず、数時間トランジットルームで待たされることになった。
日本ではすでに深夜に入る時間帯のため、リゾートを見て回る余裕もなく、ソファに横になってぼんやりする頭をなんとか落ち着けようとすることしかできなかった。

次の日、ようやくこの島の景観を目の当たりにすることができた。
あたりに椰子の木が立ち、環礁の内海の向こうにオテマヌ山を望むその絵は、「楽園」と呼ばれる南国のリゾートを、確かに具現していた。

ボラボラ島はすでにリゾート化されて久しく、今もなお開発が続く場所もある。
そこではむき出しの地面の上に重機が無機質に置かれていて、照りつける太陽のもとで南国の労働者がゆっくりと作業を行っていた。南国ではどこでも、外での作業はゆっくりと進むような気がする。
自分たちが宿泊したリゾートももちろん、所詮はそういう作業の結果として存在しているに違いない。

しかし、オテマヌ山の切り立った断崖は、そんな人間の活動を寄せ付けない厳しさを持っているように感じた。

by | Categories: タヒチ回顧録 |

Share with others

2 Responses so far | Have Your Say!

  1. tak
    12月 14th, 2004 at 11:04 #

    やはりこういう一面を書く記事があることで
    どこかほっとしている俺

  2. kesatoh
    12月 14th, 2004 at 23:40 #

    日々の出来事を書き綴るのは楽しいし、簡単だけどね。

Leave a Feedback

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>