ICHIRO
10月 4, 2005
イチロー200本安打達成。
彼のこれまでの成績から考えて、ほとんどの人に達成できると思われていた記録のようだが、本人をして「発狂しそうになった」と言わしめるほどのものだったそうだ。
その表現から、シーズン中には決して語られない本音が伝わってくる。
取り巻きのマスコミが3割達成に大騒ぎする中で、本人は3割達成に見向きもしない。
その理由は、「いや、面白くないだけで」
とてもシンプルだ。
3割達成に固執して何度も同じような質問をする記者が、どうにも馬鹿らしく見える。
おそらく、「200本安打・3割達成の喜びの声」みたいな記事が筋書きとして頭の中にあるのだろう。
だから、「200本さえ打てたら、もう3割なんて、どうだっていいい」と言われると、「なんで3割で喜ばないんだ?」という疑問で頭がいっぱいになってしまって、「3割を守ろうと意識したこと」はありますか、いつから意識しなくなりましたか、なんて意味不明の質問をしてしまう。
規定打席に達しさえすれば、ヒットを打たなくても3割維持の方法はある。
四球を選んだり、試合を休めばいいのだ。
でも、200本安打は、かならず打たなければ達成できない。
きっとマラソンランナーにとっての自己記録が、彼にとっての安打数なんだろう。
その目標のクリアさが、とてもすがすがしい。
そして、その目標がどのくらい高いものなのかを教えてくれる。
もりぞお
10月 5th, 2005 at 8:33 #
あらかじめ各記事が頭にあって、それを書くための裏付けを撮るためのインタビューなら、選手に失礼ですよね。
村上龍もJMMで、「既得権益と日本語という参入障壁に守られたバカなマスコミが激しくムカツク」的なことを言っていましたね。
そんなマスコミに対し、空気と相手の意図を読んで理想的な答えをしてあげている松井よりも、やんちゃなイチローの方が私は好きです。
もちろん、イチローも松井も私にとっては神のような存在ですが。
kesatoh
10月 5th, 2005 at 21:39 #
でも結局マスコミが提供するものを消費する読者・視聴者がいるんだよね。
読み手あっての記者の質問内容なのか。