11.等持院

1月 7, 2006

さて金閣の次に向かったのは、等持院。
ここは、有名な足利尊氏の墓所でもある。

金閣からは便利な交通機関が無いので、タクシーで移動。
このアクセスの悪さと、金閣のような目立つ見せ物が無いことから、この寺はほとんど知られていない。

なんでこんなところを知っているかというと、中学生の時の修学旅行の話になる。
当時はバスで集団移動ではなく、4、5人程度のグループでタクシーを使うことができた。
事前にグループで行き先を決められるのだが、当然有名なところばかりになる。
金閣とか龍安寺とか。

そういうところを回っているうちに、時間がちょっと余った。
そのとき、タクシーの運ちゃんが寄ってくれたのが、等持院だったというわけだ。

等持院は人もいない、のどかな庭があるだけ。
庭のタイプとしては龍安寺に似ていると思うが、龍安寺の人為的な石庭に比べると、草木がわらわら生えているのんびりとした庭だ。
中学生にしてはオヤジ臭かったのか、そんなところがとても気に入った。

そしたら、偶然にもうちの奥さんもこの寺が好きだったらしい。
奥さんは京都に親戚がいるせいもあって、けっこう知っている。
思わぬ意見の一致に、これは行っておかないとという話になった。

タクシーで10分ほど移動したところ、住宅地の中の砂利道を進み、等持院に到着。
思ったより人がいるなあ(10人くらい)、と思っていたら、どうやらアジアから来ている人たちのようだ。女性が多い。
…そうしているうちに、なぜかうちの奥さんが注目の的に!!
わらわらと集まる人だかり。
なぜかみんな嬉しそうだ。

どうやら、奥さんが着物を着ていたのがたまらなかったらしい。
一緒に写真を撮らせてー、とキャーキャー言っていた。
奥さんはちょっと引きながらも、「いいですよ」と対応していた。
それでみんな満足し、去っていった。

いきなりのハプニングに唖然としつつも、気を取り直して寺の中へ。
さっきの団体が帰ったせいか、ガラーーンとしてしまった。
参拝料を徴収しているオバチャンがとてつもなくヒマそうだ。

そんなオバチャンを横目に、境内へ。


奥さんはこの庭が好きらしい。
あー、さすがにそこまでは一致しないね~。
うちは中庭の方が好きなんです。
でも、ここも素敵。光が当たって、ポカポカする。


そんで、いよいよ中庭へ。



あー、そうそうこんな感じだった。
相変わらずのどかな庭だ。

奥の方丈でのんびりと。



そういえば、変なダルマみたいな襖絵があって、中学生の時はその写真を撮ったんだけど…
ああ、あったあった。


結局、この寺で出会ったのは5、6人。
すっかりのんびりしてから、この寺を後に。
外にも絵になるところが。



中学生のときの印象が全く変わってなかったなぁと思いながら、最寄りの駅まで歩いていった。
またいつか、のんびりしに来たいな。


by | Categories: 紅葉の京都 |

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