フランス観光の最終日は、ベルサイユ宮殿へ。
パリ近郊のこの宮殿へは、電車で30分くらい。

馬に乗ったおぢさんが出迎えてくれた。


つーか、広い。広すぎる。


広角レンズのおかげでちょっと誇張しすぎだが、それにしても広い。
やはりこういうところは、馬で行き来するのだろう。

入るとすぐに、聖堂のような空間がのぞける。


その後、次々と続く部屋を通っていくが、その屋根がすごい。





屋根ばっかりになってよくわからなくなってしまったので、部屋も。
こんな感じの小部屋が連なっている。


そして、絵画。
豪奢な部屋には必ず巨大な絵が掲げられている。


ああ、このおぢさんは、「チンは国家なり」とのたまわったルイ14世ではないですか… 世界史の教科書で見たことがあるなぁ。


こっちの絵は、ナポレオンの戴冠の絵だ。
みずから自身に王冠をかぶり、王妃に授与する場面だったはず。
高校の授業で習ったときにはそんなことを言われた気がする。

館内めぐりをした後は、裏庭を回るのがコースのようだが、別料金で時間もなかったので、今回はパスした。


お昼ごろに入り口に戻ってくると、だんだんツアー客やらで人だらけになってきた。


会場直前に並んで入ったときは先頭から3~4番目だったのに、いまや数百人の大行列ができていた。
ヴェルサイユ宮殿には朝イチで行くことをオススメします。
ちなみにこの情報は事前に奥さんがチェック済みで、スムーズに回れた。
感謝感謝。


ひととおり計画した旅程も果たし、この翌朝に凱旋門わきのバス停からシャルル・ドゴール国際空港へ出発した。

フランスは見所が多い。
今回の旅でも多数の名所を回ったが、奥さんが行きたかったワインの産地ブルゴーニュ地方や、南仏などあきらめたところもある。
生きているうちにまた行きたい… と言いたいところだが、他にも行きたいところがあり過ぎて、とても悩ましい。

最後は、ヴェルサイユ宮殿の正門の写真で終わることにしよう。
また行くぞ!!


ワゴンに乗って、次の城、アンボワーズ城へ。


ここにはレオナルド・ダ・ビンチのお墓が。


この城はロワール川沿いに建っていて、上から周囲を見渡せる。


ここに見えるのがロワール川だが、…お世辞にもきれいじゃないなぁ。

午前中は思ったより移動の時間が多く、ここでランチ。
集合まで時間が与えられて、各自で好きに食べる。


こんな街の一角で、暖かい日差しのなかでのんびりランチ。
地方の小さな町、という感じのところだった。


さて午後の一つ目は、シャンボール城。


4つの円筒をつなげたような形が特徴的だ。
きれいに整備された周囲の芝、澄んだ空のなかにずっしりそびえている。

この城にはたくさんの尖塔が生えている。
基本の形はシンメトリックで計画的なのに、尖塔の建て方はなぜか無秩序だ。


その尖塔の一角。



ラストは、シュベルニー城。


これまでの城とくらべて、城というよりか古風なマンションみたいな建物だ。
さっきの無秩序な尖塔とも違い、シンメトリックに作られている。

言うなれば、コンパクトにまとめた宝石箱のような建物だ。

宝石箱の中は17世紀以来の歴史が詰まっている。




城の裏手の建物に続く道が、これまた美しい。


そして例によって、オモシロイ形の塔を発見。
どうも、こういう建物に惹かれてしまう。


これで、城めぐりは終了。
1時間ほどかけて、出発地点のトゥール駅に戻る。

…しっかしTGVの時間に間に合うのか??
というぎりぎりの移動で、なんとか間に合った。
最後の最後で、ちょっと冷や汗をかかされた。

そして例によって、「世界の車窓から」的な駅に戻ってきた。
ここからパリに向けて出発。



背の高い屋根はそれほど機能的なものを感じないが、この大きさがフランスの駅を象徴しているような気もする。
「駅」と呼ぶよりも、フランス語で「gare」と言った方が良いのかもしれない。

次の日にロワール地方へ遠征。
モンサンミッシェルへの出発地となったモンパルナス駅で再びTGVに乗り、1時間程度でトゥール駅に到着する。

トゥールといえば、トゥール・ポワティエ間の戦い
高校の世界史を思い出す。

当然内容はすっかり忘れているので、Wikipedia で確認。
現フランス領土にイスラムの軍勢が攻め込んで、フランク王国がこれを防いだ戦い。だったらしい。
陸続きのヨーロッパ大陸では隣国とのせめぎあいはもちろん、異文化圏に大国があればそこからも脅威がおよぶ。

そんなトゥール駅から、ワゴン車で回るロワール川周辺の城めぐり。
この一帯は世界遺産にも指定されている。

まず、シュノンソー城。
到着したとたん、静かな森があたりに広がっていて、木漏れ日がまぶしい。


ゆっくりと木立の間を歩いていくと、時間が止まったような庭園が広がる。
豊かな緑色に、真っ白な建物、透明な空。


目的の城の手前に、独立した塔が立っている。


これは15世紀の城塞の、唯一の名残だそうだ(『地球の歩き方 フランス』より)。
自分はこういう塔がすごく好きなので、たちまち気に入ってしまった。
本当は、灯台が好きなんだが、形が似てる。

中には美しいステンドグラス。



この塔の隣に、シュノンソー城が立っている。


川の上に無理やり建てられた感があるが、、とても不思議な建物だ。

帰り際に、庭園をゆっくり撮ってみる。






ああ、、ここは本当にいいところだった。
どうやらバスツアーの最初に、一番いいところに来てしまったようだ。

パリ観光続く。

最後は、定番のエッフェル塔。


ここはやはり、最高に混んでた。人だらけ。
エッフェル塔を登る人で大混雑していた。
そんな行列に並ぶタイプではないので、横を素通り。

そばを流れるセーヌ川そばには、のどかにたたずむ夫婦が座っていた。



エッフェル塔には広大なシャン・ド・マルス公園が続いている。


これだけ見ると、ぜんぜん人の気配が感じられないが、実はここは立ち入り禁止なだけ。

実際は…


こんなにいる。

お、そこにまたフランスのカワイコチャン(死語)その2発見!!


本当は乗るのがイヤなのに、後ろに向いているツルッパのおじさんに無理やり乗せられている可哀想な子、ではなくて、ロバ乗り体験です。
ちょっとイヤそうな顔してるように見えるけど、これはもう終了なのに降りるのがイヤな顔。
かわいすぎるー。

シャン・ド・マルス公園の、エッフェル塔の反対側には、旧陸軍士官学校が立っている。
その前の像がどうもかっこよかった。



パリ観光の続き。

セーヌ川クルーズのバトームーシュに乗船。
セーヌ沿いに並ぶ歴史的建造物を、のんびり見てまわるツアー。
クルーズといっても、1時間程度の川めぐりだ。


ここに見えるのはノートルダム教会。


川沿いに、こんなレストランがあった。
微妙に揺られて、気分が悪くならないんだろうか?


これは、オルセー美術館。


そして、エッフェル塔。


最後に、自由の女神。
こんな感じで名所を見ながら、川に流されていきます。

自由の女神はニューヨークのものが有名だが、アメリカの独立100周年(1786年)を記念して、フランスが贈ったもの。
それに対して、パリにあるこの女神は、フランス革命(1789年)の100周年を記念してアメリカがお返しに贈ったものだそうだ。

なかなか粋なはからいではある。
しかし、3年違いで都合よく同じようなイベントがあるもんだなあ。

さて、知っている人は知っていると思いますが、日本にもおります。自由の女神

この女神、なんかの100周年記念ではもちろんなく、「日本におけるフランス年」事業の一環だそうだ。

「この事業が好評を博したため、その後、フランスからレプリカの作成が認められフランスのクーベルタン鋳造所にて複製されたブロンズ製のレプリカが2000年に設置された。」
(by Wikipedia

粋でもなんでもないですね。

4日目に、パリ近郊の名所見学にまわった。
日本で言えば、皇居や雷門、東京タワーを見てまわる感じだ。

まずは、地下鉄に乗るついでに、定番中の定番である凱旋門へ。


この日も天気が良くて、空が真っ青。
湿度も低く、風が気持ちいい。

それから、凱旋門から一直線にのびるシャンゼリゼ通り。


この通りは本当にまっすぐで、チュイルリー公園に突き当たる。
フランスに着いた当日に、チュイルリー公園の端から撮った写真が、↓これ。


さて、凱旋門を後にして、本日のメインターゲットであるサクレ・クール寺院へ。



青空に映える白亜の寺院。見た目には美しい。

といっても中身は汚い、とかいうわけではないのだが、まわりにいる人間がうるさい。
まず、この場所にたどり着く前に、うろうろしてからんでくる黒人がうざい。
無視していても寄ってくる。
それから、この寺院のそばの道路には「絵描き」が多い。ガイドブックにも載っているのだが、こいつらも相当うざい。

そんな邪魔くさい人たちを除けば、やはりたくさんの観光客が来るだけの場所である。
平地のパリでもなかなか無い丘(「モンマルトルの丘」)の上にあるだけに、パリ一面を見渡すことができる。
(結局また高いところの話か)


観光地だけに、カラスも逃げない。


さて、この丘の裏手にはパリ唯一残っている葡萄畑があるそうだ。
これはワイン好きの奥さんの調査。
入れないまでも、外から見たいとのこと。散歩がてらに歩いてみた。


これが裏側の風景、こんなところに畑があるの??


と思ったら、あった。
わずかな土地に、なんとか畑が残っていた。

この畑にいたる裏手の通りは石畳になっていて、メインの寺院とは対照的に人通りが少ない。




乾燥した空気に差しこむ陽光で、並木の陰影がくっきりとついている。
こんな小道の方が、よっぽど美しい気がした。

さて、フランスで泊まったホテルについて少々。

今はインターネットでいろんな予約ができる。
今回の旅行では、航空券はもちろんホテルや観光ツアーまで予約した。
しかも、ホテルは通常よりかなり安く泊まれる。
もちろん、飛行機からホテルまでお任せのツアーには値段的には勝てないかもしれないけど、今回みたいな個人でのフリーな旅行には、インターネットはかなり役立つツールだ。

さてそんな仕方で予約したのは3箇所。
パリで2箇所、それからモンサンミッシェルのホテル。
モンサンミッシェルについては以前に書いたので、ここではパリのホテルについて書こうと思う。
そもそもなんで2箇所にしたのかって、奥さんがそうしたかったから(笑)

結論から言うと、どちらもとても良いところだった。
1軒目は、Jolly Hotel Lottiに1泊。時期にもよるけど一室 30,000円~40,000円くらいのところが、25,000円で泊まれた。
フランスは部屋単位の金額なので、これで二人分。


上の写真の、左手の建物に Lotti がある。



とても立派だけど落ち着いた内装。
絵なんて掛けてあって、こじゃれてる。

まさしくパリのど真ん中にあるこのホテルは、通りの向こうにルーブル美術館の隣のチュイルリー公園が面しており、その公園を突き抜けるとセーヌ川。
反対側に進むと、真のセレブリチィが通うであろうブランド店がひしめき合うヴァンドーム広場がすぐそこ。
一番最初の写真の、正面の塔があるところがヴァンドーム広場。

さて2軒目として泊まったのは、凱旋門とエッフェル塔の間くらいに位置する Garden-Elysee。
結局ここは写真を撮らずじまいだったけど、小さくて感じのいいホテルだった。
ここは3泊で 580ユーロだったので、Lotti と同じくらいの値段。

参考までに、こんな感じです。

エレベーターはかなり年季が入っていて、上り下りもゆっくりだし、ドアが途中までしか開かない。。
でも、動けば問題なしっていう感じ。

おもしろかったのは、陽気なホテルのおじさん。
ラテンのノリで、いつも楽しげに迎えてくれた。
それから、ベルボーイのごっつい兄ちゃん。
ちょっとトラブルにあったときも、明るく助けてくれた。

モンサンミッシェルのホテルとあわせて、とても満足。

パリに戻ってきて、街中を散策。
到着した日より良く晴れて、石造りの建物が異様に映えてきた。
写真を撮るにはちょうど良い。

で、いきなり神殿。



ほんと、いきなり街の中に神殿だ。
でも、日本の街中にいきなりお寺があるようなもんか?
あれも外国人からしてみればびっくりなのかもしれない。


この店は、オールドイングランド。
知らなかったが洋服ブランドらしい。
しかも、ガイドブックによると、イングランドという名前なのにフランスのブランドらしい。

そういえば、表参道のブランドストリートとかにある高級ショップの建物もこんな感じだった気がするが、もとはこういう通りにあるものなのね、というのがわかってきた。
そういう建物を日本の通りにはめ込むと、どうしても浮いてしまうんだろうな。
逆にそれが日本のじょすぃの心をときめかすのかもしれないが…

さて、パリの百貨店として有名なラファイエット。


日曜日にはほとんどの店が閉まってしまうフランスでは、この一角を歩いた土曜日には買い物&観光客で大混雑。
一瞬ここは銀座か? と思うような混雑ぶりだった。

パリの伝統的な街並みの一角をなす立派な建物の中に、西武か三越かのような普通の百貨店が入っている。
ただし、吹き抜けの真上にある屋根は、さすがに重厚感が違う。


ラファイエットでは屋上に出られるらしいことを知り、高いところが好きな者としては登らないわけには行かない。
ラファイエットの屋上には、日本の百貨店と同じくちっさな遊園地がある…わけではなく、ほんとに単なる屋上だ。
パリをちょっと上の方から見渡せる。



天気がいいので、建物にくっきり陰影がつく。
ようやく、本来のパリの街並みが見えた気がした。


そろそろ次の旅行をしそうで、やばくなってきた。
スパートかけていきます。

今回は、パリの車特集。

フランスのシャルル・ドゴール空港に着陸してからバスで1時間、パリまでは高速道路で移動するのだが、そのあいだ見かけるのは風景と自動車。
風景には特に見るべきものはなかったのと、最近自動車関係の仕事をしていることから、なんとなく自動車を注意して見てしまう。

どこの国でもそうなのか、国産車が多い。40~50%くらいはルノーかプジョーだったような気がする。
その次に多いのは、ドイツ車。メルセデスやBMWをけっこう見かける。20~30%くらいか。
日本車は10%程度。アメ車はほとんど見ない。
日本とは裏返しのような感じ。あくまで個人的な印象だけど。

さてパリに入ると、止まってる車のレベルが違ってくる。
街中でふと見かける車が、なんかオシャレなのだ。
あとは、超高級ブランドショップ街周辺がすごい。
普通にランボルギーニが転がっている。

今回は、そんな街中の車たちを並べてみた。







モンサンミッシェルから再びバスで最寄り駅のレンヌまで戻る。

パリを離れると、主要な駅以外はとても小さい。
レンヌはそこそこ大きい駅だけど、駅員も少ない(というかほとんどいない)し、静かだ。
日本みたいに、電車が来るときに音楽が流れることもない。
それこそ、「世界の車窓から」の世界だ。


一両だけぽつんと切り離されている車両、なんで離されているのかはわからないけど、明るいペイントと煤けた感じの対比が地方ののどかさを感じさせる。

帰りの電車をのんびり待っていたら、フランス人のカワイコチャン発見!!
思わず写真に撮ってしまいました。


さて、パリ・モンパルナス駅に戻ってきた。
モンパルナス駅には、モンパルナスタワーという高層ビルがある。
日本でいえば六本木ヒルズ、とそこまでピカピカではないので、さしずめサンシャインシティといったところか。
そこには当然、展望台があるのである。

正確には、展望台ではなくて、たんなる屋上。
とはいえ、凱旋門はもとよりエッフェル塔よりも高いので、そこからの眺望はなかなかのものだ。


エッフェル塔もちっさく見える。


こうしてみると、パリ市内はやはり建物が密集していて、東京みたいだ。


フランスの街並みは、上から見るとこんな感じだ。


通りに面している部分だけが建物になっていて、中は空いているらしい。
これって外見はいいけど、中はジメジメしないんだろうか?
日本じゃないから、そんなに湿気もないか。

で、ホテルに到着。


ホテルに関してはまた後で書く予定。

モンサンミッシェルを朝早く出て、タワーにも登って、なかなかに疲れた。

ばふーん。