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Archive for the ‘Hawaii2006’ Category

19.帰国

8月 28th, 2006

最後の日は、ホテルのまわりに生えている不思議な植物を撮りにまわる。


前日にタクシーの運ちゃんに言われた、「縦なら縦の構図」が頭をよぎる。




巷では、持っている一眼デジタルカメラの後継機が出てにぎわっているが、連写可能な枚数を気にしなければまだまだ使える。
それよりも、腕を磨けばもっと美しい絵を撮れる可能性は残っているのだ。
自分自身を驚かせることができるような写真を目指したい。

*****

ハワイ島は、自然がとても目に鮮やかだった。
またハワイに行く機会を作れれば、今度はオアフの郊外をドライブしてみるのもいいかもしれない。

またいつか!


Hawaii2006

18.ダイヤモンドヘッド4

8月 27th, 2006

登りはつらいけど、下りはあっという間なのが登山。
坂は下る方が楽なのもあるし、一回通って知っている道を進むと距離感がわかる、ということもある。

ということで、下りはおなかを空かしながら下山した。
スタート地点のクレーター真ん中まで戻ってくると、残り少ない小銭でホットドッグを買ってガブッと食べ尽くした。

空腹も満たしたし、さて帰るか、でもちょうどバスが行っちゃったみたいだ… と思っていたら、

「タクシーあと一人!!」

みたいな声をかけているオジサンがいた。

どうやらタクシーの同乗客を探しているらしい。
確か4$だったか、バスの値段を考えてもとてもいい取引だったので、ハーイと手を挙げて乗せてもらった。
ホテルを伝えると、+1$でいいという。

セダンより大型の車で(いまいち車種がわからない)、最後に空いていた助手席に乗り込むと、後ろに4人の白人グループが乗って待っていた。

タクシーの運ちゃんはキューバ人だそうで、いろいろと話しかけてきた。

「おまえどこから来た?」

「(神奈川って行ってもわからないだろうから)日本、東京だよ」

「トキオのどこだ?」

「川崎だ」

「カワサキはトキオじゃない、カナガワだろ。バイクで有名だ」

よく知ってるなあ、と感心してたら、他にも、

「おまえの英語は上手だな、どうしてだ?」

「学校で勉強した」

「いや、それだけじゃないだろ」

「…ああ、会社で使う機会があって。うちの会社知ってるか?」

「知ってるよ。有名だ」

なんて風に、いろいろ細かく突っ込まれた。

別に自分の英語がウマイと言いたいのではなくて(実際彼の英語が早くなると、途端にわからなくなった)、物怖じせずに話をしてたので、そう言われたんだと思う。
ハワイで運転手やっていれば、日本人のこともよくわかるようになるんだろうと思った。

そのうち、ごそごそダッシュボードからファイルを取り出して、これを見ろという。
見てみたら、A4サイズにプリントした写真がたくさんファイリングされている。

「こんな写真を撮ってるんだ」

と話始める。
おかしななタクシー運転手だ。

タイとかハワイとかの写真の中に、渋谷・原宿の写真もあるじゃないか。
そりゃ、日本のことをよく知ってるわけだ。

彼の写真は、何かを狙ったものが多かった。
人が歩いている形の絵が描かれている壁の前を、まったく同じサイズの人が歩いている写真や、海水浴場の岩場に隠れて、目まで覗かせている女の子数人を撮った写真など。
待つときは数時間待って、狙った状況を撮るらしい。
自分の写真について熱く語り続けていた。

おもしろかったので、それまで自分がハワイで撮ってきた写真のプレビューを見せてみた。
彼にはふつうに撮った風景写真はおもしろくないらしく、サクサク飛ばして見ていた。

「縦に伸びている木を撮るときは、縦の構図にした方がいいぞ」

「この階段の写真は、誰か通り過ぎるのを待った方がいい。そうだ、子供がいい」

みたいな指摘も受けた。

そのなかで、彼が「とてもいい」と言ってくれたのがこの写真だ。



あんまりそういう批評を受ける機会も少ないので、いい刺激になるものだ。

*****

ホテルについて、別れ際に彼の写真を撮らせてもらった。


「笑って、笑って!」と言っても、彼はいっこうに笑わない。
撮ったあと、彼はまじめな顔で

「人を撮るときは、無理に演出するもんじゃないんだ。その人の自然な表情を撮るべきだ」

と熱く語りだした。

あまり反論するのは好きでは無いのだが、逆に自分の思いを伝えないというのも悪いかもしれないと思い、

「これはアートとして撮っているんじゃない、自分の個人的な記憶として撮っているんだ」

と言った。

彼はそうか、と言ったような気がしたが、納得しているようではなかった。
でも、とりあえず自分の意見は伝わったような感じはした。

なんとも不思議な出会いだった。
日本にも行ったことのある、ハワイでタクシー運転手をしているキューバ人。

「一度キューバに行ってみたい」

と言うと、

「あそこはひどいところだ」

とひどく反論された。

握手をして別れたあとで、メールアドレスでももらっておけば良かったなと思った。

Hawaii2006

17.ダイヤモンドヘッド3

8月 22nd, 2006

高いところ好きなので、ダイヤモンドヘッドみたいな見晴らしの良いところはたまらない。
周囲の爽快さにつられて、たくさん写真を撮った。

まずは、西側に見えるワイキキビーチ。


密集した近代的なビルの真ん中に、ロイヤル・ハワイアンホテルのピンクが肩身狭そうに絶好の場所を占めているのがよくわかる。

次に、北側。


郊外の住宅街。背景の山に続く坂に沿って、住宅が並んでいる。

東側。
ちょうどワイキキビーチの反対側だ。


木々の緑と、海の青、雲の白が美しい。

そして、南側。


海。

やっぱりここは南国だなー… と思わせる色。
緑と青がつながっている。

この海辺のかたわらに、とても絵になる灯台があった。



ダイヤモンドヘッド灯台というらしい。(そのままじゃねーの…)

お気づきかもしれないが、今のページの一番上に使っている写真の元ネタだ。
(正確には、別の写真だけど)


なぜか、灯台が好きだ。

特に、外国の灯台は不思議な風格がある。
日本の灯台は機能的なんだけど、もうそこに立っていることに疲れているような印象がある。
外国の灯台はもっと無骨で、そこに昔から存在していて、これからもそこに立ち続ける意志を感じるような気がするのだ。

どこかでそういう灯台を見かけるたびに、気になって見てしまう。

毎年、年末が近づくと玉川高島屋でカレンダー販売の特設会場ができるんだが、そこに必ず外国製の灯台のバカデカイカレンダーが売られている。
横 30cm × 縦 100cm くらいのカレンダーで、初めて見たときにとても気に入って、無駄に買ってしまった。
その年が終わっても、一番気に入った月のページを飾り続けたものだ。

そのカレンダーを買った年以来、毎年売られているそのバカデカイ灯台シリーズを見ているが、なぜか買いたくなるほどのものが現れない。
(まあ、買ったところで飾れる場所は無いが)

でもまあ、きっと今年も楽しみに見に行きます。


Hawaii2006

16.ダイヤモンドヘッド2

8月 21st, 2006

最初はなだらかな道で、のんびり植物を見ながら登り始めていたが、次第にそこはすっかり登山道。


だんだんしんどくなってきた。

でも、一歩一歩登るほどに、景色が開けてくる。



さらに登る登る…


3分の2ほどで、ちょっと見晴らしのいい場所が。


登ってきたところを振り返る。


もう少しというところで、なぜこんなに急な階段を残すのだ…



しかし、これを登り切れば頂上だ。


やった、登ったどー

ハワイで有名な場所ということで、もう少し簡単なのかと思ったら、それなりに大変な登山道だった。
そんなに軟派な観光名所じゃないよ、ここ…

登るときは少なくとも、スニーカー・日よけの帽子を身につけて、あとタオルは持っていくべき。
あと、クレーターの売店から山頂までは何も売っていないので、水分は忘れずに。
500ml くらいのボトルで持っていった方がいいかもしれない。

それから、登る時間は午後にさしかからない方がいいです。
今回はバスでミスって 11時頃からの登山になってしまったけど、なるべく日が高くなる前に登りましょう。

うちの奥さんが登ったら、ちょっとしんどかったかもしれない。
といっても、スーパーデヴなアメリカ人夫妻とか、お爺ちゃんお婆ちゃんたちがふうふう言いながら登っていたからなあ…
天晴れです。

次回は、山頂からの眺めを並べます。

Hawaii2006

15.ダイヤモンドヘッド1

8月 20th, 2006

翌日は、超有名なダイヤモンドヘッドへ登ることを計画。
前回載せた海辺の写真で、遠くに写っていた山。


オアフ島でレンタカーを借りずに行ける近場の自然と言えば、「この木なんの木」かダイヤモンドヘッドか、というくらいしか知らなかったので、オアフに行ったら登ってみたいと思っていた。
高いところが好きだし…

すでに、頂上から見下ろすワイキキビーチの絵が頭をよぎる。

と同時に、「登りたいんだけど」と奥さんに言うや否や、同行を拒否された…
そんな奥さんは、市街を探索することに。
まあ、結論から言えば奥さん連れて行ったら大変だったかも。

さて、ホテルから麓にたどり着くまでに難航した。
バス運行の関係で、市バスをなんとか乗り継いで行くしかなく、運転手に何かを言われてもまったくわからなかったが、なんとか麓に到着。


ここまでで1時間経過。。。
すでに妙な達成感すら感じる始末。

ここまでたどり着けば、あとは自分のペースで登るだけだ。

さっそく不思議な植物が目に留まる。




なんぢゃこりゃー

見たことの無い植物たちが。

*****

さてまずは、軽いジャブのような上り坂。
本当のスタート地点に向かう。



ダイヤモンドヘッドとしてワイキキビーチから見える部分は火山のクレーターの片面なんだそうだ。
登山道は、ダイヤモンドヘッドの反対側の壁からクレーターの中に入っていく。

クレーターの巨大な壁の下をくぐり抜けると、真正面に目指す山が。


ビジターセンターで1$の登頂料を払い、さっそく出発!


Hawaii2006

14.オアフ島上陸

8月 19th, 2006

オアフの空港から 5~10分くらいフリーウェイをバスで走ると、すぐにワイキキのホテルに到着。
宿泊したのは、ヒルトン・ハワイアンビレッジ。

しかし、今回の旅行はサイパン以上にイージーなパックツアーだということを痛感した。
空港に着いたら、待ちかまえていた担当者がバスまで連れて行くし、ホテルに着けば日本人のオバチャン担当者が受付まで連れて行ったあげくにチェックインまでやってくれる、という有様。

ホテルの敷地には JTB や近ツリの詰め所(?)みたいなところがあって日本人の社員がうろうろしている。
宿泊者らしき日本人の男性は、当たり前のように日本語でホテルの従業員に話しかけている。

さすがハワイ・ワイキキ。
半分日本だ。ここは。

まあ、そんな感想を抱きつつ、ハワイ経験者の奥さんに案内してもらう。
オアフ島に来たら、やっぱりここは拝んでおかないと。


ああ、よく見るよね、ここ。

まあ、なんだ、要するに、海辺だ。

一瞥して終了。
奥さんの好きな、シェラトン・モアナ・サーフライダーという老舗ホテルへ。



うーん、確かに格調高い。

ここで、午後のお茶をいただいた。
10種類くらいのお茶っ葉の香りをかいで、そこから自分の好みを選ぶ。


使い込まれた銀食器が風格を漂わせる。

そして、プチ食べ物。
思ったより量が多く、…そしてお菓子は…やはりここがアメリカだということを思い出させてくれる味だった。



市内での移動は、基本的に JTB 運営(?)のバスを利用。
乗車賃は、ツアーに含まれているので楽チン。
そして当然、乗るのは日本人がほとんどだ。


*****

夜には、ホテルの部屋から裏側の夜景が見えたので、せっかくなので持ってきた三脚で撮ってみた。




次の日は、ダイヤモンドヘッドに登る予定。

Hawaii2006

13.オアフ島へ移動

8月 11th, 2006

のんびりしたハワイ島を後にして、ハワイ観光の中心地であるオアフ島へ。

アロハ航空というハワイ限定国内便に乗り、40分程度のフライト。
こういう低空の国内便は、地上を眺められるので個人的に好きだ。

さよならハワイ島。


おお、あれは昨日登ったマウナ・ケア山ではないか…
さよならマウナ・ケア。


これはマウイ島。


これはラナイ島。


おおーっ!!
積乱雲!



雲フェチにはタマラナイ光景。

いつか、ヘリコプターをチャーターして空撮したいと思ってます…

ちなみに、今回の写真に変な虹色が入ってるのは、空の青色や木々の緑色を強調する PL フィルターと、航空機の窓に使われている特殊なガラスが影響しているらしい。
おもしろいので、強調気味に使ってみた。

こんな感じ。


さて、モロカイ島の先端を眺めて、いよいよ観光のメッカ(?)、オアフ島へ潜入。


Hawaii2006

12.マウナ・ケア山ツアー3

8月 6th, 2006

ツアーの4WDに再度乗り込み、いよいよ富士山より高い山頂を目指して進んでいく。

途中ですぐに舗装はなくなり、オフロードを突き進む。
山頂付近はまた舗装道路になるのに、どうしてここだけ舗装されていないのか?
それは、わざと4WDしか通れないようにしているのだそうだ。
勝手に他の車が入れないように。

壮大な雲海を横目にしていると、向こう側になだらかな地が見えてきた。


あれが、マウナ・ケアと並ぶもう一つの巨山、マウナ・ロア。
富士山はその堂々とした体躯を誇っているようなのに対して、マウナ・ロアは雲海に浮かぶ空中の平原のようだ。

そして、マウナ・ケア側には、なんと雪が残っている… ここは南国ハワイ島なのに、、


季節によっては、この山が雪で覆われるらしい。
そして、この山までスキーをしにくるツアーもあるらしい…

さて、マウナ・ケアと言えば、宇宙観測所。
それらしき建物が、いくつか集まっている。



この一角で、日没を待つ。
周りは見渡す限りの雲海。

そして、、寒い!!
それはそうだ。雪だって残るくらいの場所で、風がびゅーびゅー吹いているんだから…
ツアーで冬用の上着を借りられるが、そんなものでは押さえられないほど寒かった。

建物に避難しながら、何度かシャッターを切る。





残念ながら、全般的に右肩下がりな写真になってしまった…
でもまあ、何か神々しいような。
標高による空気の状態のせいか、空のグラデーションが美しい。

マウナ・ケアの日没が大好きだと言うガイドによれば、いつ来ても同じ日没は無いのだとか。
また来たら、違う印象になるのだろうか。

*****

このあと、再びオニヅカビジターセンターまで戻り、そこで星空を眺めながら説明を受けた。
このツアーの目玉のひとつであるという、高価な望遠鏡を使って土星や月をその目で見ることができる。

…でも、山頂から続く寒さで震えっぱなしでした…

これで、このツアーは終わり。
悪路を戻って、夜11時くらいにホテルに戻ってきた。

明日は、ハワイ島を離れオアフ島へ。

Hawaii2006

11.マウナ・ケア山ツアー2

8月 1st, 2006

さすがに標高 2,800m ともなると、植物の生態系も変わってくる。
そこには、みずみずしい緑は存在しない。
あるのはくすんだ緑のみだ。



狂おしく水を求めて、もがいているように見えなくもない。



一方で、ここでしか見ることのできない植物も存在している。
「銀剣草(Silver swords)」というらしい。



こんなところからさらに登り、植物すら存在しない山頂へ進む。


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10.マウナ・ケア山ツアー1

7月 16th, 2006

さて次の日。

またツアーに申込み、今度は太公望ハワイというツアー会社の、「マウナケア サンセット&星空ツアー」に参加。

ホテルではアホなカップルが集合時間に15分ほど遅れてやってきて、軽く「すみませ~ん」とか言っていたのに内心キレ気味になりつつ、3カ所のホテルをピックアップにまわった。

マウナ・ケアは 4,205m の火山であり、富士山よりも高い。しかしその形は富士山とは異なり非常になだらかな丘のような形であるため、四輪駆動であれば自動車でも容易に登頂が可能だ。

また、山頂には天体観測所が密集していることでも有名。
宇宙に近い場所で大気の影響が少なく、降雨も少ない。また赤道に近いことから南北両方の天体を観測できることが、その理由なのだとか。

*****

さて参加者をピックアップしたツアーカーは、サドル・ロードという未舗装の道を通らなくてはならない。
この道の通行を許されているレンタカー屋さんは Harper 1件だけ、しかも 4WD SUV/Trucks のみ。

というくらいなので、どんな道なのかはなんとなく想像もできるだろう。
…そう、ガタガタなのだ。

そんな道を1時間も走って、軽く乗り物酔いな気分になりつつ、まず第一目標地点のオニヅカビジターセンターに到着。



ここは標高 2,800m の地点。
一気に頂上に登ると高山病になりやすくなるので、ここで1時間ほど休憩し、薄くなった酸素濃度に体を慣らす。
太公望ハワイのツアーでは、日本料理屋さんであったかいうどんを食べさせてくれる。

登ってきた道路を振り返ってみると、向こう側に雲海が見える。
ここの高さが実感できる風景だ。



Hawaii2006